最初の入院・・・なんせ、生まれて初めての入院やし、なにがなにか訳わからんかった。 肝炎の入院て、とにかく安静と点滴なんよ。そやから退屈でたまらん。 朝は6時起床で、熱計って前の日の体調聞かれて朝飯。 それから暫くして点滴。暇やで~。 テレビみて、タバコ吸いにいって、またテレビみて、またタバコ・・・その繰り返し。 その病院って親父の会社関係で、俺もそこで生まれてん。 そんなんもあったからか、結構待遇よかった。関係ないかもしれんけどね。 はじめてやから、いろんな検査した。肝臓に関係あるもん、ないもん全部。 エコー、CT、肝生検、カメラ、(肝臓関連) 脳波、心電図、大腸ポリープ(肝臓以外) 何日か経ってくると、考えるんは退院のことばっかり。 年末も近づいてきてから、よけいにやな。先生にもそればっかりゆうてた。 俺の病気の場合、アルコールが原因とちゃうねん。それがやっかいやねんけど。 そやから、先生もなかなか退院させられへんかったんやろな。 そやけど、あんまり俺がしつこくゆうもんやから「無理せんこと」を条件に退院させてくれた。 それがあとあと悪い結果になるとはなぁ・・・ |